2008年 12月 06日
フォトアルバム chapter 1 |
マチューと初めて出会ったのは、モントリオール2007年8月のこと。
それから、ちょうど1年後の2008年8月30日に私たちはフランスで結婚した。
まさに、久しく会ってなかった友人知人に言わせれば「いつの間に?」って感じに。
たしかに自分でも冗談みたいな話だなと思う。
今から3年前の2005年。Thanks giving の時期だったか、たまたまケベックに旅行に来ていたマチューの両親とポールおじいちゃんと会い、すき焼きを一緒に食べた。
その時は言葉もほとんどできないし、なんとか彼らがマルセイユの近くに住んでいるフランス人だということが分かったぐらい。
「マルセイユ、イキタイデス。イツカ、アイニイッテモイイデスカ?」
と、なんとか知ってる文型と単語でカタコトながらも唐突に話しかけた。
もちろん本気で遊びに行きたかったわけではないけど、ただ知ってるフランス語で話しかけてみたかっただけだった。
初めて会った日本人にいきなりそんなことを言われたルシーユ、びっくりしながらも「oui !(いいわよ)」と言ってたっけ。
それが、である。
今、その彼らと同じ屋根の下で暮らし、彼らの息子が私の横で寝息をたててスヤスヤ眠っている。
人の縁って本当に不思議だ。
出会ってからの写真を毎月1枚ずつ入れて作っていたフォトアルバムがあと1ページで終る。
我ながら上手くコンパクトにまとまったアルバムで、誕生日に行ったレストランのカード、一緒に行ったライブの半券なども一緒になってるので、順追って、そのときの記憶が鮮明に蘇ってくる。
まだまだ、たった15ページの短い私たちの歴史。「記憶が鮮明に」っつうのも当たり前の話か。
「あと1ページで終るよ」と今夜言ったら。
「やっぱり最後のページはbébéと一緒の写真で、チャプター1を終わりにしたいね」とマチュー。
あら、けっこうロマンチストちっくなことをおっしゃるじゃないですか(笑)
......。じゃあ当分は、このアルバム終えられないな。
毎月1枚ずつ更新の記録はとぎれちゃうけど、まあそのアイデアもいいかもねってことになった。
そして、きっと普通にこのままの生活が続けば、チャプター2、3と増えていく予定。
それにしても、写真の横に一緒に書き込まれてるフランス語のコメント、今よく見返してみれば、スペルミスに文法間違いもいっぱい。
いつか私たちのbébé(かなり気が早い!)が大きくなって、このアルバムを見たときに笑われそうだけど。
自分の母親がフランス人ではない「日本人」だということ、いかにゼロから少しずつ言葉を覚えていったかっていうようなことを、なんとなくでいいので実感してもらえばなと思う。
だから、あえてそのまま間違いは訂正しないでおこう。
それから、ちょうど1年後の2008年8月30日に私たちはフランスで結婚した。
まさに、久しく会ってなかった友人知人に言わせれば「いつの間に?」って感じに。
たしかに自分でも冗談みたいな話だなと思う。
今から3年前の2005年。Thanks giving の時期だったか、たまたまケベックに旅行に来ていたマチューの両親とポールおじいちゃんと会い、すき焼きを一緒に食べた。
その時は言葉もほとんどできないし、なんとか彼らがマルセイユの近くに住んでいるフランス人だということが分かったぐらい。
「マルセイユ、イキタイデス。イツカ、アイニイッテモイイデスカ?」
と、なんとか知ってる文型と単語でカタコトながらも唐突に話しかけた。
もちろん本気で遊びに行きたかったわけではないけど、ただ知ってるフランス語で話しかけてみたかっただけだった。
初めて会った日本人にいきなりそんなことを言われたルシーユ、びっくりしながらも「oui !(いいわよ)」と言ってたっけ。
それが、である。
今、その彼らと同じ屋根の下で暮らし、彼らの息子が私の横で寝息をたててスヤスヤ眠っている。
人の縁って本当に不思議だ。
出会ってからの写真を毎月1枚ずつ入れて作っていたフォトアルバムがあと1ページで終る。
我ながら上手くコンパクトにまとまったアルバムで、誕生日に行ったレストランのカード、一緒に行ったライブの半券なども一緒になってるので、順追って、そのときの記憶が鮮明に蘇ってくる。
まだまだ、たった15ページの短い私たちの歴史。「記憶が鮮明に」っつうのも当たり前の話か。
「あと1ページで終るよ」と今夜言ったら。
「やっぱり最後のページはbébéと一緒の写真で、チャプター1を終わりにしたいね」とマチュー。
あら、けっこうロマンチストちっくなことをおっしゃるじゃないですか(笑)
......。じゃあ当分は、このアルバム終えられないな。
毎月1枚ずつ更新の記録はとぎれちゃうけど、まあそのアイデアもいいかもねってことになった。
そして、きっと普通にこのままの生活が続けば、チャプター2、3と増えていく予定。
それにしても、写真の横に一緒に書き込まれてるフランス語のコメント、今よく見返してみれば、スペルミスに文法間違いもいっぱい。
いつか私たちのbébé(かなり気が早い!)が大きくなって、このアルバムを見たときに笑われそうだけど。
自分の母親がフランス人ではない「日本人」だということ、いかにゼロから少しずつ言葉を覚えていったかっていうようなことを、なんとなくでいいので実感してもらえばなと思う。
だから、あえてそのまま間違いは訂正しないでおこう。
by stchamasian
| 2008-12-06 10:50
| 家族