2009年 02月 27日
レンズ豆 Lentille |
日本ではあまり食べたことがなかったけど、ここに来てよく食べるようになったものに、レンズ豆(またはヒラマメ、仏語だとLentille ランティーユ)がある。
もともと豆類が好きではないので、メキシカン、フレンチ、和食となにかと豆料理は自分で作らない。大好きな納豆もひきわりがベター。どうやら噛んだときの食感が苦手らしい。
しかし、このランティーユ。
ものすごく小さいので、あんまり豆を食べてる食感もないし、他の豆に比べて栄養価もダントツです。
しかも、例えば乾燥した豆を料理の前に水で戻したりもしなくてよいので、思い立ったらサッと料理もできちゃうし。
簡単に他の野菜と煮込んでもよいし、ものすごーくやる気がない日の夕飯は、圧力鍋にソーセージ、ランティーユ、皮を剥いたポテトをそのまま放り込んで、浸るほどの水を入れて蓋をしめて20分ぐらい。これにサラダをつけて立派に夕飯完成です。
味はソーセージの塩加減だけで十分。あとはお皿に盛って、お好みでオリーヴオイルやビネガーをかけて食べます。
シンプルだけど、豆とかポテトとかそれだけで食べても十分においしいので、余計な味付けは必要ないです。
ランティ−ユの栄養+無敵のオリーヴオイルにワインビネガーの組み合わせ。
んー視覚的には冴えない感じなんですが、その日の気分でグリーン、茶色、赤、と何種類か色の違うランティーユを選ぶのも楽しいです。
この豆を料理してる時にいつも思い出す。
モントリオールでギリシャ料理レストランでバイトしていた時に、レンズ豆のスープがお昼のランチメニューの組み込まれてることがよくあった。
お客さんに「今日のスープはランティーユのスープ(soupe au lentille)です」とフランス語で言うわけだけど、これが何故か通じない。
何人かのお客さんには、「あ?何のスープだって?そんなスープ聞いたことがないぞ」と言われていたので、当時はよほど私の発音がおかしいのだろうと毎回、落込んでいたわけです。
でも今になってよく考えてみれば、普通にここで通じてるし、そもそもlentilleって別にそんなに難しい発音でもないし、なぜあんなに聞き返されてたかが疑問。
あれはきっと外国人嫌いのケベコワ(それもアンチアングロフォン派)のちょっとした意地悪だったのかもなーと、今になって。
...思い返すと、まー色んな難クセつけてくる、ケベコワいたなー。
表向きモントリオールはバイリンガル都市なわけで、そう言うからにはレストランとかはやっぱりちゃんと仏語/英語でサーブできないとマズいわけです。なのに仏語しか喋れないサーヴァーは何も言われないけど、なぜか逆に英語しか喋れない人への攻撃は何倍も強かったりするしな...。
色んな場面で、経営者のグリークファミリーには助けてもらいました。
彼らも元はギリシャからの移民なわけで、非フランコフォンの気持ちでは通じてるとこがおおいにあったみたいで。
元気にしてるかなー。今もお父さんはめっちゃ短気で忙しくなるとすぐにパニくって、いつもクールなお母さんと、のんびり息子が上手くフォローしてるのかなー。
とーっても結束力の強いファミリーだったよなー。
ランティーユといえば、いつも思い出すモントリオールの思い出です。
もともと豆類が好きではないので、メキシカン、フレンチ、和食となにかと豆料理は自分で作らない。大好きな納豆もひきわりがベター。どうやら噛んだときの食感が苦手らしい。
しかし、このランティーユ。
ものすごく小さいので、あんまり豆を食べてる食感もないし、他の豆に比べて栄養価もダントツです。
しかも、例えば乾燥した豆を料理の前に水で戻したりもしなくてよいので、思い立ったらサッと料理もできちゃうし。
簡単に他の野菜と煮込んでもよいし、ものすごーくやる気がない日の夕飯は、圧力鍋にソーセージ、ランティーユ、皮を剥いたポテトをそのまま放り込んで、浸るほどの水を入れて蓋をしめて20分ぐらい。これにサラダをつけて立派に夕飯完成です。
味はソーセージの塩加減だけで十分。あとはお皿に盛って、お好みでオリーヴオイルやビネガーをかけて食べます。
シンプルだけど、豆とかポテトとかそれだけで食べても十分においしいので、余計な味付けは必要ないです。
ランティ−ユの栄養+無敵のオリーヴオイルにワインビネガーの組み合わせ。
んー視覚的には冴えない感じなんですが、その日の気分でグリーン、茶色、赤、と何種類か色の違うランティーユを選ぶのも楽しいです。
この豆を料理してる時にいつも思い出す。
モントリオールでギリシャ料理レストランでバイトしていた時に、レンズ豆のスープがお昼のランチメニューの組み込まれてることがよくあった。
お客さんに「今日のスープはランティーユのスープ(soupe au lentille)です」とフランス語で言うわけだけど、これが何故か通じない。
何人かのお客さんには、「あ?何のスープだって?そんなスープ聞いたことがないぞ」と言われていたので、当時はよほど私の発音がおかしいのだろうと毎回、落込んでいたわけです。
でも今になってよく考えてみれば、普通にここで通じてるし、そもそもlentilleって別にそんなに難しい発音でもないし、なぜあんなに聞き返されてたかが疑問。
あれはきっと外国人嫌いのケベコワ(それもアンチアングロフォン派)のちょっとした意地悪だったのかもなーと、今になって。
...思い返すと、まー色んな難クセつけてくる、ケベコワいたなー。
表向きモントリオールはバイリンガル都市なわけで、そう言うからにはレストランとかはやっぱりちゃんと仏語/英語でサーブできないとマズいわけです。なのに仏語しか喋れないサーヴァーは何も言われないけど、なぜか逆に英語しか喋れない人への攻撃は何倍も強かったりするしな...。
色んな場面で、経営者のグリークファミリーには助けてもらいました。
彼らも元はギリシャからの移民なわけで、非フランコフォンの気持ちでは通じてるとこがおおいにあったみたいで。
元気にしてるかなー。今もお父さんはめっちゃ短気で忙しくなるとすぐにパニくって、いつもクールなお母さんと、のんびり息子が上手くフォローしてるのかなー。
とーっても結束力の強いファミリーだったよなー。
ランティーユといえば、いつも思い出すモントリオールの思い出です。
by stchamasian
| 2009-02-27 12:30
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