2009年 05月 19日
obligation, obligation, obligation |
先週のANAEMでの面談の際に、フランス語とフランスの生活に関する講習は免除となったけど、あともう1つ就職に関する講習が義務づけられていて、この3つの講習の修了証が揃わないと滞在許可証の次回更新ができないのだ(ごく最近の改正された法律によると)。
移民が新たにフランスで生活を始めるにあたって、「職について収入を得る」ことは最低限必要なことなので就労を促進させる目的で全員参加が義務づけられている。ってな簡単な説明を受けただけで、具体的に何をしに行くのか分からないまま、とりあえずフランス語のCV(履歴書)だけ持参で予約の時間に出向いてみた。
とにかくこーゆー「obligation 義務」関連のことは、さっさと済ませておくに限る。
朝の8時半。「obligation」というわりに、時間になっても誰も来ないし、どこで待っていればいいのかも分からないから、受付で聞こうにも受付にも人がまだ来ていない...。
9時すぎにようやくカフェ片手に数人の職員らしき人がやって来る。
困るなーこーゆーの。9時から就業時間なら人の予約を8時半に入れるなっつーの(呆)
さて、私の目の前にやっと現れたその若い男性。
Pole Emploiという日本で言えば「ハローワーク」のような組織から派遣されたカウンセラー。
その兄ちゃん、「ハローワーク」職員という雰囲気ではなく、コジャレタ細身のパンツにタイトなシャツに尖った靴....勝手にFabio君と命名しよう。
そのままクラブにでも遊びに行きそうな格好にもびっくりしたけど、この兄ちゃんとこれから数時間、部屋に2人きりになるかと思うと気がどっと重くなった。
耳のことを最初に伝えたのだけど、すごーいソフトに喋るそのFabio君の声は、ほとんど聞こえない。
住所や電話番号、過去の職歴やらフランスでどんな仕事に就きたいかとかを聞いて来る。
そんな情報なら全て私の1枚のCVの中にあるので「ここに書いてあります」と渡すと、その情報をいちいち手書きで自分の持って来たフォームに書き写すFabio。
その間もやたらに携帯に電話がかかってきて、席を立つFabio。
言うことがよく聞き取れなくて、私が「もう一度言ってください」と言うと、「あ、もういいです」と返すFabio。
とにかくずっと無言で、私はFabioがフォームに手書きで情報を記入するのをじっと見てるだけ。
なんかねぇ〜、とにかく会った瞬間から気が重くなった予感的中で、居心地の悪い空間にいる感じ。
1時間ほどそんな時間が流れ、出来上がったFabioの手書きの書類2枚のコピーと修了証を渡され、「今日はこれでおしまいです。この書類を持ってAnpeに登録に行ってください」と言う。
は?おしまい?
もともとpole emploi は、以前からハローワーク的な組織だったAnpeとAssedicが今年から合併して新しい名称になったもの。
だから私的には、今日Fabioが作成した私の情報の書類は自動的にネットワークに登録されるものだと思っていたのに...。また、Anpeに予約して出掛けて同じような質問をされるようだ...。
今日の書類作成はいったい何のためのもの??
しかも、内容は私のCV丸写しよー。しかも手書きよー。
帰り際、Fabioが無造作にファイルに作成した書類を閉じていたけど、膨大な数の同じような他の人の書類があった。
あー、きっとこの書類は一生、他人の目に触れられることなく、ずっとこのファイルの中に入ったままなのだろうな。
Fabioによると、今日のこの面談は「Anpeに登録に行くときにスムーズにことが運ぶためのステップ」らしいけど、今回の面談で得た情報をFabioがPCでその場で入力して、関係組織全体でオンラインでシェアすればもっと簡単にスムーズにいくことだと思うのだけど...。
Fabioの仕事っていったい...。
とにかく、修了証はもらえたらから、それはそれでいいのだけどさ。
なんか、すごーく効率も悪いし、なんの意味もないこのformation。
ほんと意味わからん。
最後に「6ヶ月後経ってまだ仕事が見つかってなかったら、また電話して。また手助けできると思うから」と言われたけど。
また、って何よ。
今日も手助けしてもらってないですから、別に。
ほんと意味わからん。
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移民が新たにフランスで生活を始めるにあたって、「職について収入を得る」ことは最低限必要なことなので就労を促進させる目的で全員参加が義務づけられている。ってな簡単な説明を受けただけで、具体的に何をしに行くのか分からないまま、とりあえずフランス語のCV(履歴書)だけ持参で予約の時間に出向いてみた。
とにかくこーゆー「obligation 義務」関連のことは、さっさと済ませておくに限る。
朝の8時半。「obligation」というわりに、時間になっても誰も来ないし、どこで待っていればいいのかも分からないから、受付で聞こうにも受付にも人がまだ来ていない...。
9時すぎにようやくカフェ片手に数人の職員らしき人がやって来る。
困るなーこーゆーの。9時から就業時間なら人の予約を8時半に入れるなっつーの(呆)
さて、私の目の前にやっと現れたその若い男性。
Pole Emploiという日本で言えば「ハローワーク」のような組織から派遣されたカウンセラー。
その兄ちゃん、「ハローワーク」職員という雰囲気ではなく、コジャレタ細身のパンツにタイトなシャツに尖った靴....勝手にFabio君と命名しよう。
そのままクラブにでも遊びに行きそうな格好にもびっくりしたけど、この兄ちゃんとこれから数時間、部屋に2人きりになるかと思うと気がどっと重くなった。
耳のことを最初に伝えたのだけど、すごーいソフトに喋るそのFabio君の声は、ほとんど聞こえない。
住所や電話番号、過去の職歴やらフランスでどんな仕事に就きたいかとかを聞いて来る。
そんな情報なら全て私の1枚のCVの中にあるので「ここに書いてあります」と渡すと、その情報をいちいち手書きで自分の持って来たフォームに書き写すFabio。
その間もやたらに携帯に電話がかかってきて、席を立つFabio。
言うことがよく聞き取れなくて、私が「もう一度言ってください」と言うと、「あ、もういいです」と返すFabio。
とにかくずっと無言で、私はFabioがフォームに手書きで情報を記入するのをじっと見てるだけ。
なんかねぇ〜、とにかく会った瞬間から気が重くなった予感的中で、居心地の悪い空間にいる感じ。
1時間ほどそんな時間が流れ、出来上がったFabioの手書きの書類2枚のコピーと修了証を渡され、「今日はこれでおしまいです。この書類を持ってAnpeに登録に行ってください」と言う。
は?おしまい?
もともとpole emploi は、以前からハローワーク的な組織だったAnpeとAssedicが今年から合併して新しい名称になったもの。
だから私的には、今日Fabioが作成した私の情報の書類は自動的にネットワークに登録されるものだと思っていたのに...。また、Anpeに予約して出掛けて同じような質問をされるようだ...。
今日の書類作成はいったい何のためのもの??
しかも、内容は私のCV丸写しよー。しかも手書きよー。
帰り際、Fabioが無造作にファイルに作成した書類を閉じていたけど、膨大な数の同じような他の人の書類があった。
あー、きっとこの書類は一生、他人の目に触れられることなく、ずっとこのファイルの中に入ったままなのだろうな。
Fabioによると、今日のこの面談は「Anpeに登録に行くときにスムーズにことが運ぶためのステップ」らしいけど、今回の面談で得た情報をFabioがPCでその場で入力して、関係組織全体でオンラインでシェアすればもっと簡単にスムーズにいくことだと思うのだけど...。
Fabioの仕事っていったい...。
とにかく、修了証はもらえたらから、それはそれでいいのだけどさ。
なんか、すごーく効率も悪いし、なんの意味もないこのformation。
ほんと意味わからん。
最後に「6ヶ月後経ってまだ仕事が見つかってなかったら、また電話して。また手助けできると思うから」と言われたけど。
また、って何よ。
今日も手助けしてもらってないですから、別に。
ほんと意味わからん。
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by stchamasian
| 2009-05-19 21:53
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