2010年 05月 06日
ファンタスティックな本と映画。 |
今週は先週のお天気がウソのように寒い。
雨に風、先週クリーニングに出して片付けてしまった冬のコートを再び出したくなるほど。
夜なんて暖房を1ヶ月ぶりぐらいに入れたし。
世界各地の変なお天気どーしたもんでしょーかね...。
そんな感じなので、週始めにエクスに滞在許可証の「レセピセ」の更新(有効期限の3ヶ月が経っても、やはり本許可証はできてなかった...)に出かけた以外はマルシェとかに行くだけで、ほとんど家で本を読んだり、ネットしたりでおとなしくインドア活動中。
たまたま本屋で見つけた仏教の精神世界に関する本がおもしろい。
フランス語なので、それこそちょっとずつだけど亀のようなスピードで読み進めている。
本当に仏教のことが深く知りたければ、日本語の本でしっかり読むべきだけど。
この本にあるのは、生活の中で簡単に取り入れられる考え方、自分自身の信念とか毎日の生き方に、いい影響を与えてくれる仏教の精神の根底にあるもの。
全然、難しくないもの。
何を信じるとか宗教的なことは抜きにして、やはり西洋のキリスト教の概念みたいなものよりは、スッキリすんなり自分の中に入ってくる気がする。
それから。やっと見ました『 Fantastic Mr. Fox 』(2009年:ウェス・アンダーソン監督)
原作は『チャーリーとチョコレート工場』でも有名なロアルド・ダールの児童書。
ウェス・アンダーソンは、98年の『Rushmore』以来、一番好きな現代の監督なので、普段なら彼の作品は公開されればすぐに見るのだけど。
今回はなぜかストップモーションアニメ。「なんで今、人形劇アニメ?」と、なんとなく見ないままでそのままになっていた。
彼の作品の音楽が特に好きで、前作の『The Darjeeling Limited』でもThe Kinks の This Time Tomorrowとか...すごい上手いチョイスなのだ。
今となっては容易に映画のサントラなんて聞き取れない私の耳だけど、いい評判もたくさん聞くし、やっぱり気になって仕方なかったのでDVD購入。
見終わって。
よかった〜これ。子供向けだけど、大人でもかなり笑えるし。
人形の動き、表情がかわいいし、なんだか懐かしい。彼のいつもの作品同様に色彩が美しい。
得意とする父と息子の心の通い合い、家族がやっぱりテーマ。お父さんキツネ、かっこよすぎ。
声の吹き替えはジョージ・クルー二にメリル・ストリープ、いつものウェス映画の常連俳優たちにと豪華だったけど、内容もかなりファンタスティックだった。
いまどきの3DやらCGやらの最新デジタルも良いけれど、こーゆうアナログな感じは見終わった後になんだかホッとする。やっぱり好きだ、この監督。
今回は音楽は上手く正確には聞き取れなかったけど、これから何回か見て、念力で(笑)何かを感じとりたい。
一緒に見ていたマチューも、すごく気に入っていたこの映画。
私は、早く将来の息子か娘と一緒にこの映画を見たいなーと思った。
そんな妄想が少しまた幸せにしてくれる。
明日くらいからは、そろそろ太陽が戻ってきてくれるといいのにな。
にほんブログ村
雨に風、先週クリーニングに出して片付けてしまった冬のコートを再び出したくなるほど。
夜なんて暖房を1ヶ月ぶりぐらいに入れたし。
世界各地の変なお天気どーしたもんでしょーかね...。
そんな感じなので、週始めにエクスに滞在許可証の「レセピセ」の更新(有効期限の3ヶ月が経っても、やはり本許可証はできてなかった...)に出かけた以外はマルシェとかに行くだけで、ほとんど家で本を読んだり、ネットしたりでおとなしくインドア活動中。
たまたま本屋で見つけた仏教の精神世界に関する本がおもしろい。
フランス語なので、それこそちょっとずつだけど亀のようなスピードで読み進めている。
本当に仏教のことが深く知りたければ、日本語の本でしっかり読むべきだけど。
この本にあるのは、生活の中で簡単に取り入れられる考え方、自分自身の信念とか毎日の生き方に、いい影響を与えてくれる仏教の精神の根底にあるもの。
全然、難しくないもの。
何を信じるとか宗教的なことは抜きにして、やはり西洋のキリスト教の概念みたいなものよりは、スッキリすんなり自分の中に入ってくる気がする。
それから。やっと見ました『 Fantastic Mr. Fox 』(2009年:ウェス・アンダーソン監督)
原作は『チャーリーとチョコレート工場』でも有名なロアルド・ダールの児童書。
ウェス・アンダーソンは、98年の『Rushmore』以来、一番好きな現代の監督なので、普段なら彼の作品は公開されればすぐに見るのだけど。
今回はなぜかストップモーションアニメ。「なんで今、人形劇アニメ?」と、なんとなく見ないままでそのままになっていた。
彼の作品の音楽が特に好きで、前作の『The Darjeeling Limited』でもThe Kinks の This Time Tomorrowとか...すごい上手いチョイスなのだ。
今となっては容易に映画のサントラなんて聞き取れない私の耳だけど、いい評判もたくさん聞くし、やっぱり気になって仕方なかったのでDVD購入。
見終わって。
よかった〜これ。子供向けだけど、大人でもかなり笑えるし。
人形の動き、表情がかわいいし、なんだか懐かしい。彼のいつもの作品同様に色彩が美しい。
得意とする父と息子の心の通い合い、家族がやっぱりテーマ。お父さんキツネ、かっこよすぎ。
声の吹き替えはジョージ・クルー二にメリル・ストリープ、いつものウェス映画の常連俳優たちにと豪華だったけど、内容もかなりファンタスティックだった。
いまどきの3DやらCGやらの最新デジタルも良いけれど、こーゆうアナログな感じは見終わった後になんだかホッとする。やっぱり好きだ、この監督。
今回は音楽は上手く正確には聞き取れなかったけど、これから何回か見て、念力で(笑)何かを感じとりたい。
一緒に見ていたマチューも、すごく気に入っていたこの映画。
私は、早く将来の息子か娘と一緒にこの映画を見たいなーと思った。
そんな妄想が少しまた幸せにしてくれる。
明日くらいからは、そろそろ太陽が戻ってきてくれるといいのにな。
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by stchamasian
| 2010-05-06 22:23
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